既存住宅売買瑕疵保険

「広島良質Re住宅」に認定されるにはこの既存住宅売買瑕疵保険への加入が必須条件となります。

この保険は、中古住宅の検査と保証がセットになった保険制度で、住宅の基本的な性能について、専門の建築士による検査に合格することが必要です。

売主が宅建業者の場合と売主が宅建業者以外(個人間売買)の場合の保険があります。

構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分などで、保険期間は5年間または1年間です。
保険金の支払い対象となるのは、修補費用・調査費用・転居・仮住まい費用等です。

万が一、引渡しを受けた建物の保険対象部分に瑕疵が見つかった場合は、その補修費用をまかなうことができます。


売主が個人間同士による売買の場合の流れ



保険対象部分 保険期間 保険金を支払う場合 事象例
構造耐力上主要な部分 5年間または
1年間
基本耐力性能を満たさない場合 建築基準法レベルの構造耐力性能を満たさない場合
雨水の侵入を防止する部分 防水性能を満たさない場合 雨漏りが発生した場合
給排水管路 通常有すべき性能または機能を満たさない場合 (設備工事の瑕疵による)水漏れ・逆勾配
給排水設備・電気設備 機能が失われる事 (設備工事の瑕疵による)設備の機能停止

広島良質Re住宅認定の既存住宅ポイント制度では、この保険に加入した住宅に対し10ポイントが付与されます。
ただし、自宅リフォームの場合は加入可能な状態の住宅としてポイントが付与されます。